龍の樹 独り言黒い瞳の小説家ノベル・ライター

 ってなワケで、取りも敢えずも「龍の樹」第一章――今そう付けました――。一先ず終了。
 別に何がどうと言うような話ではありませんでしたね(汗)。本当は第三話、第四話を一つにするつもりだったんですケド、『無駄に』長くなってしまって、二つに別けました。なので第三話のタイトル、適当です。三・四話をもっと短く出来れば良かったんですケドね……オイラの手腕じゃ無理でした。やっぱり駄目小説家だ。
 それはまァ脇に置いておいて、二三四話がシリアスに進んでいて欲求不満だったので、第五話はオチ付けました。これでやっと落ち付ける……。
 あ、あと、勝手に色々と裏設定みたいなん作っちゃってます(汗)。それらの説明、この場を使ってさせて頂きます。「コレは他と重なっちゃってるから、ちょっと勘弁」ってな所があったら言って下さい。文中で直さにゃならんところと訂正します。

『魔人達の各種名称』
 「魔族」ってのは、文字通りなら「邪なる存在」と言う意味ですよね?でも、邪悪かどうかってのはあくまでも人間側からの基準で選ばれているんだから、魔族は自らを「魔族」と呼ぶのはおかしいんじゃないだろうか?と思ったわけですよ。そこで、彼らは彼らなりの呼び方がある筈だと、勝手に決めてみました。以下がその一例です。
・魔人
 「ダハカ」と呼びます。意味は『人』です。
・化生
 「スリジ」と呼びます。意味は『三番目の者』です。
・八魔王
 「アルコーン」と呼びます。意味は『支配者』です。
・中立を保った魔族
 「ヤヴンハル」と呼びます。意味は『同等に高き者』です。
・四聖王
 「ミヴァル」と呼びます。意味は『裏切り』です。
・四源神
 「スィン」と呼びます。意味は『否認』です。
尚これらの単語は、地球に伝わる各種神話(主に北欧系)からパチってます(笑)。どんなモンでしょ?
 因みに、魔術はそのまま魔術と読んでいます。何故なら、魔術の「魔」は、「邪悪」では無く「魔法」と言う意味だからです。それを敢えて自分(魔人)達の言葉に置き返る意味など無いと思ったのだろう。あ、あと、"聖別"は人間達の間ではデモナイズと呼ばれる事もままあります。

『龍石』
 龍石は、ドラゴン達の住みかで稀に発見される稀少鉱石です。基本的に、それぞれのドラゴンが持つ元素力を蓄え、微量な元素力に触れる事でその力を解放すると言います。
 しかし実質上、見付かっているのは破壊の炎イグニスファタスを起こす『火龍石』と、ホッドミーミル(「蓄えの水をもたらす者」と言う意味。どんな力か考えてない)を持つ『水龍石』くらいだろう。『風龍石』と『土龍石』は、あらゆる文献を集めてもその存在を確かめた例がないようだ。学者はその理由を「『風龍石』は風、『土龍石』は土に触れた時点でその力を解放してしまうため、人が目にする機会が無いからだ」と唱えている。その学説が現在、最も有力な説である。
 火龍石の強力な力は幾度となく軍事投入を叫ばれたが、その生産性の悪さと稀少性による価値、また、微量な火気に反応すると言う運搬性の悪さ(火龍の住処から術式処理が可能となるギルドまでの運搬)で、その都度却下されている。エティルが結構な量を持っていたのは、実は火龍ヴェルヴァルドからの駄賃。ある程度の食事を与えると、腕の火龍が小さな火龍石を吐き出してくれるのだ。何で吐き出せるのだろう?理由は知らない(考えてない)。どっちにしても、魔術師ギルドの連中から見れば、羨ましい限りだろう。

『四龍の名称』
 適当です。本当はまたどっかの神話からとって来ようと思ったんですが、好い加減ネタも尽き掛けていたので適当にネーミング。センスの悪さがキラリと光る、イヤンな感じの名前ばかり。う〜ん。ネーミングセンスが欲しい……。

『通貨単位』
 銀貨の通貨がダリクで「[drs] ――ダリクシルバー」。金貨の通貨がシェケルで「[shg]――シェケルゴールド」。それぞれの通貨がどれ程の価値があるかは考えてない。相変わらず考え無しだ。

 さて、龍の樹第二章はいつから始まるのだろう?それはオイラにも解からない〜〜。ネタは一つあるけど、主人公がエティルじゃ無いから、番外編って形になるのかな?ま、暇が出来たら続きを書きます。暫らくは無理。学校が忙しいのと、自分のHPの小説もアップしなきゃ示しが付かないってのが理由です(笑)。
 でも、気が向いた時に裏設定とか作って送ります。そう言う裏方作業が大好きですから(笑)。

それでは。
See you next time.



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